マルコ・リーンハード

ニューヨーク, アメリカ合衆国・ヌーシャテル, スイス

 

ディレクター・演奏者、太鼓座、イースト・ウインズ・アンサンブルル、ニューヨークシティー作曲家、独奏者、笛、尺八、太鼓
マルコ・リーンハード氏は、創作和太鼓集団、鬼太鼓座の一員として18年(1981-1998) 日本に滞在しました。彼らは、ボストンマラソンに出場して、走り終えた直後、他のランナーがフィニッシュラインを切る所で、力ずよく太鼓演奏で応援したことで有名です。鬼太鼓座に在籍している間に、太鼓、笛、能管を習得し、横山勝也氏に尺八の師事をしました。鬼太鼓座では、大太鼓、長胴、篠笛と尺八の独奏長をしていました。彼は、鬼太鼓座の創立ディレクターで、太鼓の現代化を発足し、今日の太鼓を作り上げたことで著名な田耕氏の舞台演出に相当な影響を受けました。

そのマルコ・リーンハード氏が1990年から1993年の間に鬼太鼓座の為に行った最も雄大な貢献は、3年間にもわたる初演のツアーを組んだことです。マルコが率いる座員全員は、演奏を各地で催しながら、その間走ってアメリカ大陸を一周(9000マイル)したのです。

1995年、ニューヨークシティーオペラで開催された黛敏郎氏の、「金閣寺」のプレミアを、そして細川俊夫氏の「ボヤージX」の初演でジュリアードニューミュージック合奏団と伴に、特別ゲストとして尺八の独奏を披露しました。

彼は現在、ニューヨークを拠点とする太鼓座と (太鼓、 尺八、ダンスアンサンブル) イースト・ウインズ・アンサンブル(尺八、琴、三味線とピアノ)のディレクターをしています。米国、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、イタリア、スイス、カナダと、実に国際的に演奏と指導を欠かさず行って来ました。カーネギーホール、マディソン・スクエア・ガーデン(ニューヨーク)やサントリーホール、大阪フェスティバルホール(日本)、チャイコフスキーホール、ハウス・オブ・ミュージック(モスコー)を含む世界各地の会場で上演をしてきました。

マルコ氏は尺八、太鼓演奏と笛演奏の10枚以上のCDの作曲とリコーディングに取り組みました。彼の音楽はITunesや任天堂Wiiゲーム、「レッド スティール」でも聞く事が出来ます。 2015年、太鼓座と伴に、2枚のCD「ボイス・オブ・ザ・アース」と「ツリー スピリット」を発売しました。そして、2017年には、篠笛についての本も出版しました。