エリザベス・ブラウン

ニューヨーク, アメリカ合衆国

エリザベス・ブラウンさんは、そして演奏者として多彩なパフォーマンスを行ってきました。フルートや尺八を演奏しながら他の幅広いジャンルのミュージシャンとの交流もします。彼女の音楽は、日本、ソビエト連合、コロンビア、オーストラリア、南アフリカ、ベトナムそして、アメリカ合衆国やヨーロッパで、鑑賞され、日本の伝統楽器演奏曲の作曲にも従事してきました。

牧野由多可賞作曲コンクール本選では、日本の伝統管弦楽器演奏の為に、彼女が書いた曲が大賞を受賞、そして洗足学園の尺八作曲コンクールの受賞者でもあります。彼女の曲は、伶楽舎やオーケストラ・アジアなどの音楽集団、そして榎本百香さん (薩摩琵琶演奏者)、西川浩平氏(能管演奏者)やその他の音楽家によって演奏されてきました。「MIRAGE」の初演は尺八と弦楽四重奏で演奏され、2008年にはシドニー・ワールド尺八フェスティバルでグレインジャー弦楽四重奏団との上演、それ以来東京やプラギュー、ニューヨークでの演奏を行ってきました。

ブラウンさんは1984年にラルフ・サミュエルソン氏の元で、琴子流尺八を習い始め、大和聚童や水野香盟氏の元にも師事しました。今日では、サミュエル氏と一弦琴演奏者の峰岸一水さんと伴に三重奏を演奏しています。2017年秋の1ヵ月間のU.S.ツアー中には、ボストン交響楽団との共演、ニューヨークシティー・バレー・オーケストラではフルートを演奏しました。

ジュリアード音楽院を卒業し、グッゲンハイム奨学金を獲得。ブラウンさんの音楽は、日本、ソビエト連合、コロンビア、オーストラリア、南アフリカ、ベトナムそして、アメリカ合衆国やヨーロッパで鑑賞されてきました。オルフェウス、セントルークス管弦楽団、ニュウバンド、アジアン・カルチュラル・カウンシル、日米友好基金、国際交流基金、ミュージックフロムジャパン、ニューミュージックUSAやニューヨークフィルムアカデミーから補助金、奨学金や助成金を得ましました。 彼女はマクドウェル・コロニーの、べラッジオ地区の一員で、(ベトナム)国立ハノイ音楽院とグランドキャニオン国立公園のアーティスト・イン・レジデンス(現地に在住してアーティスト活動)も行っています。彼女のCD、「エリザベス・ブラウン:MIRAGE」はニュー・ワールドレコードが販売しています。

 


肖像写真:Peter Schaaf