ベロニック・ピーロン
ブレスト, フランス
ベロニック・ピーロン、西フランス(ブルターニュ)出身のフルート奏者。クラシック音楽とジャズを学び、現在は尺八奏者、講師を務める。1992年フランスにて岩本喜一氏に習い始め、東京にて古屋輝男氏に尺八を師事後、ラボアジエ研究助成金を受け、日本で学び、横山勝也氏(国際尺八研修館KSK創立者)より2002年師範免状を取得する。
2006年にはESSの開始に携わり、国際尺八研修館KSKの流派を主にブルターニュ、パリ、時折ブリュッセルで広める。ESSのサマースクールへは頻繁に参加、音楽学院の教員であり、日本音楽をフランス音楽教育や高等教育に紹介している。
伝統音楽から創作まで、多岐に渡る演奏表現、曲を豊かに表現するための技術を開拓している。ソロ演奏のレコーディング(CD ニッポン・フルート‘Nipponflutes’, 2010)を手掛け、異文化的音楽のピアニスト リディア・ドマンチックLydia Domancich (CD シラージ‘Sillage’ – ウェイクWake, 2015)の曲で共演, 古典音楽トリオ ユヤ(Yuya)を山田流 千田えつこ(CHIDA Etsuko) と 日原史絵(HIHARA Fumie) と開始。様々なヨーロッパの作曲家たちと出会い、SUZUKI Rika (I couldn’t find the kanji of her), ジム・フランクリン(Jim FRANKLIN), ジョーセフ・マリア・ギ (Josep Maria GUIX), ベンジャミン・ドウェア (Benjamin DWYER) 他などと共同制作/演奏を行う。ツウェイン(Twain)の様な違う角度からの音楽文化も開拓し, ベルギーとケルト音楽をベースにした太鼓インターナショナルプロジェクトでは アラン・スティヴェル(Alan STIVELL)と共演, (CD アムざーAmzer 2015. )
日本の竹の笛奏者として、バルタバ(Bartabas) 指揮によるジンガロ(Zingaro)乗馬劇団、ジャーン・リューク・トマス(Jean-Luc THOMAS) (木管), ワン・リ(Wang Li) (口琴) and フランソア・マリリア(François MARILLIER) (打楽器)と エックス・アニマ(Ex-Anima)にて共演。ツアーはフランスとヨーロッパを2019年まで。