志村禅保
大阪府, 日本
酒井竹翁、酒井松道に師事。また全国の伝承者から虚無僧尺八の演奏技法と楽器の特徴を学び、古管尺八の研究で博士号を取得。1974年から様々な現代音楽作品の初演と制作。コンピュータ音楽では1992年よりCyber尺八プロジェクトを展開。
近年は「神佛合同 音禅法要」の他、野外や神社仏閣での奉納演奏と、学校教育課程における日本伝統文化の再構築に傾倒。現在、尺八を通じて「こころ」の問題に向き合うため、地無し尺八研究会・尺八博物館松風文庫を開設。尺八を通じた国際文化/学術交流に尽力。学術博士・大阪芸術大学音楽学科教授。主著『古管尺八の楽器学』、『事典 世界音楽の本』(共著)。
CD浜松市楽器博物館コレクション「地無し尺八の可能性 〜 祈りから未来へ」「箏の古典と白繭の響き」(地無し古管による地歌)、「高橋悠治の肖像」(avex-CLASSICS)他。